乾期の始まり:森林伐採
乾期の終わり:火入れ
草木の灰を肥料として利用する
キャッサバ、ヤムイモ、タロイモなど
アマゾン川、コンゴ川流域、カリマンタン島、ニューギニア島など
近年の人口増加により、自然休閑が充分に取れなくなっている
→砂漠化の原因
※焼畑農業自体は持続可能であり、必ずしも砂漠化の原因となるわけではない。
(自然休閑の不足が問題)
a.移動式焼畑農業が、肥沃な土地を発見 or 他民族との接触などによって定住化したもの。
自給的作物 + 商品(換金)作物(バナナ、カカオなど)
草と水を求めて家畜とともに移動する、粗放的牧畜
地域 | 主な家畜 | 特徴 |
---|---|---|
モンゴル | ウマ・ヒツジ・ヤギ | 移動式テント ゲル(パオ) |
中央アジア | ヒツジ・ヤギ | 移動式テント ユルト |
アラビア半島 | ラクダ・ヒツジ・ヤギ | 遊牧民はベドウィン族と呼ばれる |
地域 | 主な家畜 |
---|---|
アンデス高地 | リャマ(役畜)・アルパカ(織物用) |
ヒマラヤ チベット高原 |
ヤク |
少数民族(イヌイット・サモエード・サーミなど)によるトナカイの遊牧
夏はツピクといわれるテント
冬はイグルーといわれる氷のかまくら(ピングーが住んでるやつ)に居住する。
乾燥地域のオアシス
の周辺に分布する。主な作物はナツメヤシなど。
夏は米、冬は小麦・綿花など
アスワンハイダム(1970年完成)による通年灌漑により、洪水・干ばつの防止が図られた。
ただし、以下の欠点があり問題化している。
経営規模が小さく、自給的・労働集約的な傾向
広大な国土の約17%が耕地、約43%が牧草地。
ロッシング・バックによる区分
年降水量800mm前後(チンリン山脈・ホワイ川付近)を境に、水稲地区と小麦地区に分かれる。
水利化、電化、化学化、機械化の4つの近代化運動のこと。
ホン川、メコン川、チャオプラヤ川、エーヤワディー川の沖積平野
浮稲の栽培が盛ん。
タイは米の輸出世界1位。
米の流通においては華僑が力を持っている。
1966年、国際稲研究所(IRRI)が高収穫品種、IR-8(奇跡の米)を開発した。
ただし、IR-8は多くの水・肥料・農薬が必要であり、買える農民と買えない農民の間での格差拡大に繋がった。
国土の約57%が耕地、約4%が牧草地。
封建的な大土地所有制(ザミンダール制)が残存しており、灌漑施設整備・栽培技術発展の妨げとなっている。