ある地域での長期間(通常は30年間)にわたる、大気の諸現象の平均状態のこと。
「気候」とよく似た言葉に「天候」「気象」といった言葉がある。これらも、やはり大気の諸現象を指す言葉だが、数日〜1年程度の比較短期間のものであり、「気候」とは異なる。
気候を構成する要素。三大要素は以下のとおり。
このほかに、
などにより構成される。
三大要素のうち、特に重要となる気温・降水量を示したのが雨温図・ハイサーグラフである。
通常、降水量を棒グラフで、気温を折れ線グラフで示す。
例として、福岡市の雨温図を示す。
各月毎の降水量と気温を点で示し、結んだもの。上下・左右の幅から、気温・降水量の年較差がわかる。
例として、同じく福岡市のハイサーグラフを示す。
雨温図もハイサーグラフも、含まれている情報は同じ(気温・降水量のみ)。
気候要素の差異に影響するもの。
など。