世界的な規模(いわゆる『鳥の目』)で見た場合に把握できる地形を大地形という。大地形は、
新期造山帯
古期造山帯
安定陸塊
の3つに分けられる。
それぞれの大地形の特徴は以下のとおり。
新期造山帯 | 古期造山帯 | 安定陸塊 |
---|---|---|
中生代〜新生代に形成 (6400万年前〜) |
古生代に形成 (5.6億年前〜2.4億年前) |
〜先カンブリア代に形成 (〜5.6億年前) |
地盤が不安定 →地震帯・火山帯と一致 |
古生代に造山運動があった その後は侵食作用のみ |
造陸運動のみ →侵食作用により平坦化 |
大褶曲山脈・弧状列島 | 緩やかな高度の低い山地 | 楯状地・卓状地(※) |
石油 | 石炭 | 鉄鉱石 |
@アルプス・ヒマラヤ造山帯 A環太平洋造山帯 |
Bカレドニア山系 Cヘルシニア山系 Dアパラチア山脈 Eグレートディヴァイディング山脈 Fウラル山脈 Gドラケンスバーク山脈 Hアルタイ山系 |
I〜Mゴンドワナランド Nローレンシア(カナダ楯状地) Oシナ陸塊 Pアンガラランド Qフェノサルマチア |
※楯状地とは、先カンブリア時代の岩石がそのまま露出している地形を指す。
卓状地とは、楯状地の上に堆積物が横たわっているもの。