都会は埃が多い。いくら掃除しても(滅多にしないんだけど)部屋に埃が溜まっていくので、これでは愛する本が埃まみれになってしまう。ならば部屋から埃を取り除いてくれる機械を買おうではありませんか。というわけで空気清浄機を買うことにした。
一口に空気清浄機といっても色々あって、本当に難しい。
富士通ゼネラルのDAS-15Dというのが安くて小さかった(本当に小さかった)から、「これ良いじゃん!?」と思って買おうと心に決めた。
ところが店員さんを呼んで聞いてみると、これはペットの匂い等の脱臭機能に重きが置かれていて集塵機能は絞ってあるということ。
確かに、花粉には対応してなかったりと埃を集めるには心許ない感じがする。店員さんに説明してもらうとやっぱり良い買い物が出来ます。
そこで勧めてもらったのが目の付け所がシャープなKC-E40というヤツでした。
で、私は結局こいつをホイホイと買ってしまったわけです。
それはズバリ、機能対サイズです。費用対効果みたいな意味での「対」です。
決め手は奥行きでした。文庫本サイズより二回りほど長い奥行きですが、ずらりと並んでいた同じ機能(10畳程度の加湿機能付き)の商品の中ではダントツで奥行きが小さかったのです。
高さなんてものはどうにでもなりますし、横幅だって片付ければ確保できるものですが、奥行きというのはどうにもならないことが多いです。特にこの商品は壁際3センチで設置可を謳っていますから、本当に奥行きに関しては省スペースです。
サイズ感というのは売り場で見ないとなかなか分からないものですよ。
ついでに正面と上からの画像。
一番気にしていたのが動作音なのですが、初めての空気清浄機なので他機種と比べてどうなのかというのはハッキリ言って分かりませんが、静音モードで使えば基本的には非常に静かです。
ただし、「おやすみモード」(静音モードよりさらに静かなはずのモード)で運転中、近くに臭い物(恥ずかしながら、私が脱いだ靴下)を置いた途端凄まじい音で脱臭を始めたのには驚きました。
そんなに臭いか!?
というのはさておき、おやすみモードであんまりガーガー言うのはどうなんかねえ……。まあ、寝てる途中で急に臭い物が現れるということもないでしょうし、そう気にすることはないようにも思います。
それと、きれいモニター(上でオレンジ色に光ってるヤツ)がかなり明るいので、寝室に置くとなると気になる人がいるかもしれない、という感じ。
非常に良いと思います。これまで暖房をつけると空気が乾燥して目が乾くので困っていたのですが、これをつけていれば全くそういうことが無くなりました。
機能対サイズという面で非常に満足していますので、基本的には良い物かと思います。