二階の窓から

ゲームレビュー
Civilization V(2)

ギルガメシュ侵攻


侵攻

けんか腰のシュメールに乗ってあげたスペインです。どこぞの民○党みたいなダメ政府とは違いますからね!
しかし、この時代に海外に侵攻するというのは結構厄介なことです。というのも、海上輸送の手段がガレー船しか無いからです。ガレー船は2ユニットしか載せることが出来ません。 ゆえに、ちんたらとピストン輸送するか、ガレー船大量生産か、の二択になります。

侵攻

まあちんたらとピストン輸送するという選択を取ったので、なかなか侵攻が進みません。
なんとか北端の都市は破壊することができましたが、そのために戦争開始(AD170年)から160年(この画像はAD330年)もかかってます。うっわ、どんだけ遅いの!百年戦争とか可愛いもんです。

技術

ここでいきなり登場したこの画面。
科学技術のフローチャートです。各都市が金貨を生産という話が前回ありましたが、金貨の使い道は2つあって、金貨としての収入となる分と、科学技術の開発に使われる分の2つに分かれます。
この辺の使う割合なんかについては、内政担当相と相談して決めることが出来ます。科学技術の開発によって、ユニットのアップグレードや新しい建築物が建てられるようになります。

内政

この画面の右上。科学に収入の50%、娯楽に10%使う設定になっています。 赤字になれば、この割合を削ってやればいいわけです。10%刻みでしか設定できないところがなんとも融通きかないんだけどな。
ちなみに歳出で一番問題になるのが、汚職。首都から離れた都市では汚職が激しくなります。我が国では首都でこそ汚職が横行しているような気もするけど、とにかくCivilizationの世界ではそうなんです。

戦争

さて、AD430年、2つ目の都市を占領。北端の廃墟になった都市は自力で造り直しました(つまりわざわざ入植者を送り込んで)。 たぶん科学技術の発達によって占領が出来るようになったんだと思います。たぶん。

内政

都市が発展してくると、人口過密で文句を言う人が出てきます。こんな風に。
まあそれもそのはず。510年に人口78万の都市とか、気が狂ってます。聖徳太子が593年でしょ?710年が平城京でしょ?なんと平城京の200年前に人口80万!凄まじすぎる。 科学技術が発達して、病院やらが建てられるようになれば、もっと発展できるのですが、とにかく中世ではこれが限界です。個人的には明らかに限界突破してると思いますけど。

戦争 戦争 戦争

なんか、こう、もう面倒くさくなってきましたんで画像ペタペタ作戦。ゲームやってる最中は「ああ、もう1ターン!ずっと俺のターン!」というノリでいけるんですが、あとあとレビューで見てみると、いやあ本当につまらない。
ターン制で、敵地内では1マス/ターンで進み、1ユニットずつ戦って、HPがゼロになったら負け。HPは一般兵が3、古参兵が4、精鋭兵が5、となっています。
古参兵vs一般兵で一般兵が圧勝しちゃったり、明らかに前時代的なユニットvs最新鋭のユニットの戦いなのに、最新鋭がボロ負けしちゃったり、槍兵とか弓兵とかユニット同士の相性があるのやら無いのやら。
傾向みたいなのが掴めない(管理人が下手くそだからってのも有るかも知れないけど、少なくともRTSではそんなことはない)。
まあ、何にせよ正直言って戦闘に関しては面白みが全くない。ターン制でダラダラ。そのくせ中毒性は高い。ファンの皆さんには申し訳ないが、このゲームは救いようがない。

和平

とりあえず、首都を囲んだので、和平交渉をしてあげます。
もちろんムチャクチャな条件を押しつけて。さあ、5ゴールド/ターン貢ぎなさいと突きつけようとしたら、外交担当相が有り得ないとか言ってますが無論無視して突きつけてみます。

和平

するとやはり拒否してきました。

シュメール(激怒している)
強大なるギルガメッシュにこのようなばかげた提案を述べるとは、貴君の知性がすっかり失われた証拠ではないか。そのようなでたらめはよそで言ってくれ。ばかげた話はこれで終わりだ!

強大なるギルガメッシュ(笑) 押しに押され、残ってる都市が一つの国のどこが強大ですか、と言いたいところだけど、何言っても頑固に聞かないんですね、まあコンピュータだから。
是非ともこのくらいの頑固さが日本にも有れば良いんだけど。
まあ条件を変えて改めて呈示してみると、外交担当相も悪くないとか言ってくれました。外交担当相のお墨付きがあれば、まず間違いなく交渉は成立します。どこまでが良いのかプレイヤー(少なくとも管理人)にはさっぱり分からないので、外交担当相の存在は重要すぎます。

和平

まあ、これで一時的な平和が戻ってきたわけです。 シュメールも我が国の属国になったわけだし、これでとりあえず安泰安泰!あー面倒くさかった!
さて、次回、「それでもやっぱり奴らに目にもの見せてやりましょう」お楽しみに。

(2010.09.30作成、 2014.07.28改)
Sid Meier's Civilization(R) III: Complete Edition (英語版) [ダウンロード]
→Amazon.co.jpで購入
対応OS:Windows(R)2000もしくはWindows(R)XP(のみ)
CPU:Pentium(R)II400MHz
メモリ:128MBRAM
HDD:1.3GB以上
←前
Civilization V(1)
次→
Civilization V(3)
二階の窓から > 論評 > ゲームレビュー > Civilization V(2)